PREHEATER 6000 TC
PREHEATER 6000 TC (Temperature Controlled)は、精密な導体予熱の画期的なソリューションです。
導体温度の非接触式測定をPREHEATER 6000 TC (Temperature Controlled)内部に搭載し、ワイヤー予熱の正確な制御のため出力制御に直接フィードバックを行うユニークなシステムです。PREHEATER 6000 TCは押出機の前に設置され、誘導過熱でワイヤーを50から150 °C(オプションで250 °C)まで予熱します。加熱周波数は2,000 Hz、最大出力35 kWで完璧に均一な導体温度を保証します。
導体温度の正確な測定及び制御なくしては、達成可能な精度には様々な影響が考えられます-環境温度、導体の元温度、そして特に製造開始または中断後の10-20分間のワイヤー・ガイド・ショート・ホイールの温度展開など。
理想的なソリューションは、 PREHEATER 6000 TC 出口での導体温度の継続測定、並びに出力の継続制御、つまりあらゆる断面の導体、あらゆる線速において常に正確な実際の値です。再現性ある工程が確立されるほど操作エラーは減少します。測定された温度は、装置の両側にある大きなLEDディスプレイに表示されます。
導電性プーリーによる誘導加熱に基づいています。非接触式赤外線カメラが再現性ある工程のための高精度制御ループを可能にしています。
製品径0.32から2.8 mm(断面積0.08から6 mm² )に適用する4タイプの装置をご提供しています。より大きい製品サイズに適用できる装置については、ご相談下さい。
PREHEATER 6000 TCは、50℃から150℃の温度をご提供します。より高い温度、250℃迄オプションでご提供可能です。
適用最大線速は2,500 m/minです。要求温度、モデル、アダプティブヒーティングオプション等により異なります。
オプションでご提供しているアダプティブヒーティングは、より高い電流をご提供し、指定の公称温度をより速い線速下で可能とします。
機能原理 | 導電加熱 オプションとして、導体温度の非接触測定と制御を含む |
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導体材質 | 銅、アルミ、スチール |
適用径範囲 | 0.45 - 2.8 mm (0.16 - 6 mm²) スタンダード・システム – より太い径についてはお問い合わせください 0.32 - 1.2 mm (0.08 - 1 mm²) 細径用 0.32 - 2.8 mm (0.08 - 6 mm²) 細径と太径のワイヤーが同ラインで製造されるアプリケーション用。 上記寸法は単線丸型導体(より線導体)に適用します。 |
線速 | 50から2,500 m/min迄 |
加熱周波数 | 2,000 Hz |
出力定格 | 10, 20, 30, 35 kW |
導体温度 | 50 - 150 °C (オプション: 250 °C), 初期導体温度20 °Cに基づく (50 °C未満についてはお問い合わせください) |
インターフェース | Ethernet/UDPインターフェース, シリアルインターフェースRS485 + RS232 オプション: Profibus-DP interface, 1 アナログ入力と1 アナログ出力, 0 - 10 V, Profinet IO, EtherNet/IP, Profibus-DP, DeviceNet, CANopen等の産業用フィールドバス規格用ユニバーサル・インターフェース・モジュール |
電源 | 3相400 V, ± 10 %, 47 - 63 Hz |
許容環境温度 | 15 - 45°C |
湿度 | 最大95 %, 結露なきこと |