ホースやチューブ、ワイヤー、ケーブル及びその他丸形製品の真円度測定
SIKORAがご提供する技術は、ワイヤーやケーブル、ホースやチューブ及び光ファイバーや光ファイバーケーブルのような丸形押出製品の品質管理に重要となるあらゆる測定機能を網羅しますー真円度の測定も同様です。
真円度の高精度測定は仕上り製品の品質における決定的な基準です。ホース、チューブ及びケーブルなどは相互にまたは管継手やケーブル継手などの接続部品と正確に接合しなければなりません。これは、製品の完璧な真円度及び完全な同芯性と肉厚によって保証されます。
特に多層複合パイプなどの複合パイプでは、高精度適合が要求されます。衛生や暖房設備では適切なプラグイン、プレスまたはスライド式スリーブ継手が使用されており、それらはDIN、 EN、ANSI基準などで規制され、許容公差はあまりありません。基準外によって生じるコストは高くつく欠陥製品で、更なるコストが生じる可能性もあります。継続的品質保証は最も重要です。
LASER技術による3面での真円度測定
測定装置LASER Series 2000 TによりSIKORAは、顧客の皆様へ非接触式外径及び真円度測定向け革新的3軸測定ヘッドをご提供します。特に押出工程における真円度測定は、同測定ヘッドの卓越した特徴です。3つの測定軸(測定対象製品に対して6接線)で最小/最大真円度の値及び楕円の位置も高精度に測定します。
従来の外径測定と同様、測定システムの技術基盤は革新的レーザー技術とCCDラインです。測定ヘッド内には3つのレーザー光源と3本のラインセンサーが向かい合って配置されています。評価も回折分析によって行われます。
勿論、ログ記録も可能です。トレンド、統計、標準偏差及びFFTの計算を含むデータ処理は既に測定ヘッド内で実行されます。継続的ログはECOCONTROLシリーズの装置により実施可能です。
真円度測定の代替技術
更に、SIKORAではエックス線 (X-RAY 6000 PRO, X-RAY 8000 ADVANCED)や誘導‐光学方式(CENTERVIEW 8000)などの代替技術もご提供しています。真円度に加え、それら技術は押出工程中に製品の外径、肉厚、偏芯を精度高く測定します。加えて、LASER PRO の測定装置は当然表面の真円度を高精度に測定します。
SIKORAの非接触式インライン真円度測定のメリット
継続的真円度測定は、後の加工のために寸法公差への順守が決定的なパラメーターとなる多くのアプリケーションにおいて重要です。その場合、焦点となるのは材料削減ではなく、完璧な同芯性と適合性の製品提供の保証にあります。
- ログ
- 品質保証
- 公差への適合
- 完全な真円の保証
- 欠陥品の回避