CAPACITANCE 2000
最先端のキャパシタンス測定
キャパシタンス測定装置CAPACITANCE 2000は、冷却水槽の中でワイヤーの絶縁のキャパシタンスをオンラインで精度高く測定し、被覆の欠陥を信頼性高く検出します。更に、同システムは周期的キャパシタンス変動を認識し、構造的反射減衰量(SRL)を測定します。
短い電極と長い電極の組合せ(マルチゾーン技術)を測定チューブに内蔵することにより、最高の品質を保証しています。10mmの短い測定電極は、高速フーリエ変換(FFT)により周期的キャパスタンスの変動を高空間分解能に特定します。FFTデータからSRLが算出され、データ伝送中に予測される高周波信号の減衰についての情報をご提供します。長い測定ゾーンは、キャパシタンスの平均値を高精度に測定します。
キャパスタンスと外径の高精度測定値は、完璧なCD-制御の基礎となります。
CD-制御は、キャパシタンスと外径が要件を満たすことを保証します。冷却水槽を自動調整及び線速を制御することにより実現しており、両影響量はECOCONTROL 6000によって制御されます。
CAPACITANCE 2010 | CAPACITANCE 2025 | CAPACITANCE 2060 | |
適用製品径 | 0.5-10 mm | 1-25 mm | 1-60 mm |
適用静電容量範囲 | 0-300 pF/m | 0-300 pF/m | 0 -100 pF/m |
測定回数 | 1,000 Hz | 1,000 Hz | 1,000 Hz |
測定精度 | 誤差0.15 % | 誤差0.15 % | 誤差0.15 % |
解像度 | 14 bit (測定範囲100 pF/m で10 fF/m ,測定範囲300 pF/mで30 fF/m) | 14 bit (測定範囲100 pF/m で10 fF/m ,測定範囲300 pF/mで30 fF/m) | 14 bit (測定範囲100 pF/m で10 fF/m ,測定範囲300 pF/mで30 fF/m) |
有効長 | 125 mm (125mmと10mmの2つの測定部に分かれる) | 125 mm (125mmと10mmの2つの測定部に分かれる) | 125 mm (125mmと10mmの2つの測定部に分かれる) |
インターフェース | RS485, RS232診断用インターフェース オプション: 高速アナログ出力2点0 - 10 V, Profibus-Dp, CANopen, DeviceNet, EtherNet/IP or Profinet IO等の産業用フィールドバス | RS485, RS232診断用インターフェース オプション: 高速アナログ出力2点0 - 10 V, Profibus-Dp, CANopen, DeviceNet, EtherNet/IP or Profinet IO等の産業用フィールドバス | RS485, RS232診断用インターフェース オプション: 高速アナログ出力2点0 - 10 V, Profibus-Dp, CANopen, DeviceNet, EtherNet/IP or Profinet IO等の産業用フィールドバス |
電源 | 115 または 230 V AC ± 10 %, 50/60 Hz | 115 または 230 V AC ± 10 %, 50/60 Hz | 115 または 230 V AC ± 10 %, 50/60 Hz |
*その他測定範囲への適用についてはお問い合わせください |